いろいろ

読んだ本の感想とか。男と男の膨大感情が好き。

「少年陰陽師」のはなし

 

 

みなさん少年陰陽師は好きでしたか。

私は今でも大好きです。

同世代のラノベ読みだった貴女ならきっとあの頃読んでいたはず、そしていつからか追いかけるのをやめたはず…。

今たいへんな事になっているんですよ…

あの頃読んでいた人々、本当に読まなくていいの⁉と声を大にして叫びたい。

というわけで少年陰陽師について話します。

ていうか周りに読んでる人が1人も居なくて壁を打つしかないので、大いに壁を打ちます。

長編小説がお好きな貴方、成長物語が好きな貴方、陰陽師とか妖とか好きな貴方、暇な貴方は時間つぶしにいかがでしょうか。

ネタバレはしないです。

安倍晴明と篁の話もまた長くなるのであえてしません!

 

 

少年陰陽師はタイトル通り、安倍晴明の孫である昌浩が平安の都の平和を守るため、相方の妖・もっくんと夜な夜な陰陽師として大奮闘!大成長!する物語です。(超要約)

もう刊行15年とかになっていて現在56巻まで出ています。

56巻ってあらためて何?すごいな…

4~5冊くらいずつ○○編、△△編…と分かれています。

 

少年陰陽師を読むと、もれなく平安に強くなれます。

あとマントラとか言えるようになりますし、日本の神様とか神社とか神話を学べます。

陰陽師モノってちょいちょいあるけど、少年陰陽師はその中でも強いですよねー。

こんなの思春期に浴びて影響されないワケがないんですよねー。

 

 

彩雲国とかまるマとか、角川ビーンズ文庫はなんというか世代の方には心の故郷ですよね。

私の中では彩雲国・まるマ・少年陰陽師がレジェンド・3大・ビーンズ文庫です。

ふたつは完結したんですが、少年陰陽師は令和になった今でも完結してないんです。

 

 

私は学生の頃、友人におすすめされて(そのころはまだ天狐編あたりだった)読み始めたのですが、もともと小説が大好きな事もありそれはもうめちゃくちゃハマりました。

1日1冊ペースで読み、タイトルも全部言えました。懐かしい。

頭が柔らかだったなー。その頭は勉強に使え。

そもそも読んでいるのがその友人と私くらいしか居なかったんですが、友人とも学校が分かれたりして連絡を取る機会がなくなり、一人で細々と読み続けているのですが…。

十二国記とか彩雲国は辛うじて読んでる知り合い居るけど、少年陰陽師は本当にいない…

本当は人とめっちゃ少年陰陽師の話をしたいんですが、世知辛いですね。

そもそも本が好きな友人が居ないからな。

 

 

そういえばこの間上野に展示を見に行ったんですが、出雲大社のむかーしの柱が来てて、これ少年陰陽師で出てきたやつじゃない!?!?と思って大興奮しました。

たぶんそうだと思うんだけど自信がない…一番最近の厳霊編に出てきたやつ。

私は雪国のド田舎出身なんですけど、上京してからいろんなところに行った時、「これあの本のあそこに出てきたとこじゃない!?」となることが多々あって、その度に非常に感動します。

識ることって楽しいし、本読んでて良かった~って思う瞬間の一つです。

 

 

話がそれました。

少年陰陽師、作者先生が「そろそろ終わる」みたいなことをおっしゃっていて、物語はだいぶ佳境なんですが、もうすごいんですよ…。

あの頃読んでた人々!!!

この…15年かけた物語の伏線大回収祭りを…浴びなくていいのか!?!?

というくらい、今まで出てきた人々や起きたことが大回収され始めていて本当にすげえんです。

緻密に考えていらっしゃるんだなーと思って感動します。本当にすごいんです。(2回目)

語彙力ゼロになっちゃうよ。

しかしですね…私は…もうマジで…耐えられなかったです…あの人があんなことになるなんてことは…ほんとうに……

というのを共感してくれる人が、マジで一人もいねえ。

ハリポタは事前に「大事な人が3人死にます」と告知してくれたからまだ耐えましたが、本当に耐えられなったよ…軽くネタバレするんじゃないよ。

いや何も言ってません。

とにかく、最近は大変な事が起きすぎかつ暗い展開が続いていて誰一人笑っていません。

はやくみんな笑顔になってくれ…本当に…

でもけがれの汀で~の昌浩と藤花のあのシーンには感動しました。

やっと…やっとだよ…でも嬉しいはずなのにぜんぜん喜べないよ…うう…

 

 

私は主人公が本当に結構マジで死にかけながら頑張る小説が好きなのですが、少年陰陽師はマジで昌浩が毎回死にかけてて(ていうか1回マジでアレになったりして)すごく…興奮します。

一番最初の窮奇編からもう全力で死にかけててもうすごい刺さった。

そして途中から青年になります。

その時は盛大に「いや青年陰陽師やんけ!!!」とツッコミました。(これは少年陰陽師ギャグ)

 

 

あと挿絵が長い事あさぎ桜先生の美麗イラストだったんですけど、途中から伊東七つ生先生に交代されました。

色々事情があるだろうし私は全然肯定派なんですが、結城先生もあさぎ先生もきっと最後まで走りたかっただろうな~と思うと、その部分だけが残念でなりません…。

私も走り遂げて欲しかったもん…。

でも伊東先生のイラストも雰囲気がめちゃくちゃマッチしてて私は大好きです。

しかも中身は挿絵無しという踏み切り…なんというか賛否両論考え抜いた結果なんだろうなと思って…素晴らしいと思ってます。

 というわけで最近の少年陰陽師は挿絵がありません。

そういえば伊東先生、BL小説の挿画やってらっしゃるんですよね。

イメージ無かったのでびっくりしました。

舞台裏のシンデレラ (ディアプラス文庫)

舞台裏のシンデレラ (ディアプラス文庫)

  • 作者:安西 リカ
  • 発売日: 2019/08/10
  • メディア: 文庫
 

また雰囲気違って興奮する…今度読もうかな。

でも私は伊東先生の絵もとっても好きなので挿絵ぜんぜん欲しいよ!!!!!

 

 

そう、途中で成長して青年になるんですが、タイトルとシリーズ名も立ち位置が入れ替わりましたよね!?

今までは「タイトル(命令形)」(少年陰陽師○○編・1)みたいな感じだったのにいつからか少年陰陽師~タイトル(命令形)・○○編1~みたいな、少年陰陽師がデカい扱いになっててえ!?となりました。

いや別にそこは全然いいんですけど、これを言っても面白みが伝わる人がいねえんですよ。ちょっとすっきりしちゃった。

命令形というのは、少年陰陽師のタイトル・バトルです。

あとがきやカバーの折り返しを読むとわかります。

常に命令形と戦っているんです。

 

 

あと現代編っていうのもあって、まあ読んで字のごとくなのですが、セルフ二次創作じゃん!!って感じで最高だなって思います。

それはもう公式のセルフ二次創作やん…

個人的に現代編の伊東先生の表紙絵がメチャカワ~で大好き!

 

 

ドラマCDも昔は聞いてました。待ってめちゃくちゃ懐かしい…

結構出てましたよね。角川はメディアミックス好きだからね。

彰子の少し掠れた声と「昌浩」って呼ぶ声がすごく好きだったな~。

昌浩のマントラもすごかったですね。

アニメのOPとか今でも歌えるな~でもディーンは…うん…だよ…

 

 

どの編も好きなのですが、なんだかんだ言って窮奇編が一番好きかもしれない。

タイトルは音だけで言うと「朝(あした)の雪と降り積もれ」が好きです。綺麗だから。

好きなキャラは…基本的にキャラ単体より関係が好きなのですが…十二神将だと朱雀とか好きですね。

あと成親。な…なりちかァ…!はあ……

冥官殿も好きです。厳霊編はこの3人好きには良かったな~

いや良くない…いや良かったんだけど…うん……

 

 

私は基本的に男と男の膨大感情しか好きじゃないので男と女の関係には一切興味がないしときめかない人種なのですが、昌浩と彰子(あえての彰子)だけはこの世界で唯一応援しています。

ていうか2人が貴船で蛍を見ながら微笑みあうラスト以外認めないし、それを見たいがために追ってると言っても過言ではない。認めないんだから…!

 

 

十二国記新刊もかなりのカタルシスだったけど、少年陰陽師完結もかなりのカタルシスだろうな…いまからドキドキしちゃうよ…

終わって欲しくないけど早く何とかしてくれとも思う…

1巻の昌浩と同じ年で読み始めて、過言じゃなく本当に一緒に成長した物語なので少年陰陽師は本当に感慨深いです。

終わったら一緒に色々なものが終わってしまいそうで怖い。

終わらないで…いや何とかして…(どっち…)

 

 

というわけで、あの頃少年陰陽師を読んでいたお姉さんたち、いまとんでもない事になってます。

そして56巻読み倒す気力のある方々、ぜひ読んでみてほしいなと思います。

現在進行形で読んでる方々は、ぜひ固い握手を交わしたい。

 

 

これは最新刊です。

 

 

 

個人的に、ネットでマイナスな感想を見るのがとても悲しいので私は絶対に書かないと心に誓っています。

だって大好きな本が悪く言われてたら普通に悲しいもの…。

好きなところの感想をいっぱい書きたいです。

それで誰かが興味持って読んでくれたらうれしいなって思います。

面白いかつまらないかは読んだ人が決めることなので。

あといかに面白さを抽出・捻出して自分の中で落とし込めるか、その能力だと思っているので。

もちろんハマらないな、合わないなと思う本も少なくないけど、それよりもサイコーにエロかったとかマジでおもしろかったとか、そういう感情を残したいなって思ってます。

と、某通販サイトのレビュー欄を見るたびに思うのであった。